今までナッツは、食べると太るものと思われていましたが、最新の研究で、アーモンドは逆に食べると太りにくくなる効果があるということがわかってきま した。
脂肪が体内に取り込まれると、通常はリパーゼという酵素によって脂肪酸とグリセリンに分解され吸収されるのですが、アーモンドにはこのリパーゼの働きを阻害し、脂肪の分解・吸収を抑制する成分が含まれているのです。
また、シワやたるみ、血管の炎症などの老化現象を引き起こすといわれているAGEs（終末糖化産物）を減少させる働きもあり、アンチエイジングにもその効果が期待されています。
1日、手のひら一杯分（約23粒）のアーモンドで、内面からの美と健康を見つめ直しませんか。

くるみに多く含まれるオメガ3脂肪酸は、まさに若返りの薬のよう。
悪玉コレステロールの低下、動脈硬化や心血管疾患の改善、炎症の抑制など、生活習慣病の予防に最適な栄養素です。
また、この脂肪酸には認知症の原因といわれているβアミロイドタンパク質を分解する作用もあるので、記憶力の低下を防ぎ、アルツハイマー病の予防にもなるのではと期待されています。
他にも、α-リノレン酸が骨を丈夫にし骨粗鬆症を防いだり、歯の健康維持にも役立つなど、エイジングケアにとても嬉しいナッツ。
身体の健康だけではなく、アミノ酸の一種であるトリプトファンを含んでいることから、セロトニンが活性化されストレス解消にも役立つとか。
毎日少しずつ・・・の習慣で、若々しい身体と心をいつまでも。

アーモンドやくるみだけではなく、全てのナッツが、健康維持に効果のある食物として期待されています。
カシューナッツには、ビタミンEやリノレイク酸、マカデミアナッツには美肌に良いとされるパルミトオレイン酸、ピスタチオには血液がサラサラになるフィトステロール・・・など、数え上げればきりがないほど。
ナッツの素晴らしい効能は、これからますます注目されていくことでしょう。